電車で行ける、はじめてのトレイル 関西の3本

関西で最初の1本を走るなら、駅を降りてすぐ山に入れて、迷いにくく、帰りの電車の心配もない道がいいはずです。大阪・奈良・京都から1本ずつ選びました。

どれも 12km 以下で、登りは 450m 以下。途中にトイレがあります。関東の5本より少しだけ登りがありますが、ゆっくりのペースなら無理なく回れます。

1. 滝道から、少しだけ山へ ― 箕面山・三国峠

阪急箕面駅から、みやげ物の店が並ぶ滝道を箕面川に沿って上ります。唐人戻岩の南から急な階段で箕面山へ登り、三国峠から石子詰の山道で箕面大滝へ。あとは滝道を駅へ戻る、短い周回です。

滝道は歩く人が多く、歩行者優先です。紅葉の時期など混む日は歩きましょう。三国峠のまわりは分かれ道が多いので、道標の番号を確かめて。トイレと売店は修行古場と大滝にあり、山の中に補給はありません。サルに出会ったら目を合わせないこと。

箕面山・三国峠 周回(箕面駅発着) 7.3・D+417m・目安1:26

2. 石畳の古道と原始林、ゴールは芝生の山 ― 若草山・春日山原始林

近鉄奈良駅から高畑を抜けて、石畳の滝坂の道へ。首切地蔵から春日山原始林の中の道を北へたどり、若草山の山頂から芝生の斜面を下って奈良公園へ戻ります。奈良公園事務所が案内しているハイキングコースと同じ順です。

春日山原始林は特別天然記念物で、林の中に入ること、火を使うこと、動植物を採ることは禁止されています。原始林の中の春日奥山道路は一方通行の車道で、車や自転車と共用です。若草山は入山料が要り、開山期間(3月第3土曜日〜12月第2日曜日、9時〜17時)の外は入れません。斜面は思ったより急なので、下りは転ばないように。奈良公園と若草山は歩きましょう。

若草山・春日山原始林(近鉄奈良駅発着) 11.6・D+365m・目安1:48

3. 川と線路に沿った自然歩道 ― 笠置山・銀の帯

JR笠置駅から笠置寺の山へ登り、木津川へ下ります。そこからは東海自然歩道。JR関西本線と木津川に沿って東へ、飛鳥路の踏切と野里の田んぼを抜けて大河原駅まで。山らしさは最初の登りだけで、あとは川沿いの静かな道です。

笠置山の上にトイレと水があり、飛鳥路から大河原までは店がありません。線路のすぐ横を通る所では、線路に入らないこと。JR関西本線は1時間に1本ほどなので、帰りの列車の時刻から逆算して動きましょう。笠置寺の境内に寄るなら歩いて回り、行場には入らないでください。

東海自然歩道 笠置山・銀の帯(笠置駅→飛鳥路→大河原駅) 9.4・D+261m・目安1:22

はじめての日に持っていくもの

走る前に覚えておきたいこと

どのコースも、カードの「コースを開く」から地図と区間ごとの情報、トイレ・水場、帰りの電車を確かめられます。

ジャーナル