電車で行ける、はじめてのトレイル 関東の5本

トレイルランを始めてみたいけれど、どこを走ればいいか分からない。山に入るのは少しこわい。そんな人のために、電車で行けて、駅から走り出して駅で終わる5本を選びました。

どれも 10km 以下で、登りは 300m 以下。途中にトイレがあり、「ここは歩く」と決まっている区間はありません。ロードを走れる人なら、ゆっくりのペースで最後まで行けるはずです。

1. 丘の上の古道を、駅から駅へ ― 多摩よこやまの道

最初の1本は、多摩丘陵の尾根につけられた散策路です。はるひ野駅から尾根に上がると、あとは古道や展望の広場が続き、ロード・土の道・砂利道がほどよく混ざります。道標が多く、どこからでも駅へ下りられるので、迷う心配がほとんどありません。

一本杉公園にトイレと水道があります。散策の人が多い道なので、すれ違いと追い越しはスピードを落として。夜は使わないよう多摩市がお願いしています。

多摩よこやまの道(はるひ野駅→唐木田駅) 8.1・D+113m・目安1:04

2. 切通と展望の、短い山道 ― 名越切通〜衣張山

逗子駅から名越切通に上がり、お猿畠の大切岸の上を通って尾根を北へ。衣張山の山頂からは鎌倉の町と海が見えます。杉本観音に下りたら、鎌倉駅までは町の中です。

山道の部分は短く、そのぶん景色と歴史が詰まっています。衣張山は鎌倉市の条例の範囲で、狭い道で走りながら追い越すのは迷惑行為とされています。人がいたら歩いて、ゆずり合って。

名越切通〜衣張山(逗子駅→鎌倉駅) 6.7・D+139m・目安0:55

3. 雑木林の尾根と展望台 ― 加治丘陵

西武線の仏子駅から入間川を渡り、あけぼの子どもの森公園の奥から加治丘陵の尾根へ。桜山展望台からは富士山や都心が見えます。雑木林を抜けて、JR八高線の金子駅へ下ります。

尾根に上がる入口は急な階段なので、ここは歩きましょう。桜山展望台にトイレと水道があります。加治丘陵の多くは民有地なので、道から外れないこと(入間市「加治丘陵のルール」)。

加治丘陵(仏子駅→金子駅) 7.3・D+179m・目安1:02

4. 少しだけ山らしく ― 二子山

5本のうちいちばん「山」を感じるコースです。東逗子駅から山道で馬頭観音へ上がり、三浦アルプスの主峰・二子山へ。南郷上ノ山公園に下りて、桜山の町を逗子駅まで走ります。

トイレは南郷上ノ山公園にあります。二子山(下)から公園へ直接下りる道は一部が崩れているので、二子山(上)の山頂から公園へ下りてください(逗子市)。イノシシは夕方から早朝に活発なので、明るいうちに。

二子山(東逗子駅→二子山→逗子駅) 8.6・D+281m・目安1:20

5. 温泉で終わる尾根歩き ― 弘法山・吾妻山(いまは一部閉鎖中)

秦野駅から浅間山・権現山・弘法山と尾根をたどり、吾妻山を経て鶴巻温泉駅へ。ゴールの駅の近くに日帰り温泉がある、ごほうびつきのコースです。

ただし、いまはクマの出没のため、弘法山公園の権現山・浅間山が一時閉鎖されています(2026年10月14日から。解除の時期は未定)。行く前に、下のカードの注意を確かめてください。閉鎖が解けたら、この記事のカードからも注意が消えます。

弘法山・吾妻山(秦野駅→鶴巻温泉駅) 7.0・D+259m・目安1:12

はじめての日に持っていくもの

走る前に覚えておきたいこと

どのコースも、カードの「コースを開く」から地図と区間ごとの情報、トイレ・水場、帰りの電車を確かめられます。最初の1本が楽しかったら、次は少し長いコースへ。

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